新共同訳 新約聖書 フリップバック装 NI241H 片手でページを上に開いて読む、まったく新しい横組み新約聖書。 今までにないアーティスティックな表紙は360度無理なく開くフリップバック装です。 表紙は、世界的に活躍中で在ニューヨークのクリスチャン画家、マコトフジムラ氏の作品「Golden Sea」。 用紙は世界最軽量クラスの22g/�(フランス製)を採用し、印刷・製本は各国の聖書印刷も手がけているオランダの会社で行いました。 表紙絵 「Golden Sea」のできたいきさつ マコトフジムラ 「Golden Sea」は、作為のない創作の中から生まれた。一年半、ジェームス王欽定訳聖書誕生四百年を記念して依頼された「Four Holy Gospels(四つの福音書)」の聖書に、140ページにわたり装飾を施す作業をした。細部まで神経を砕く作業からの息抜きとして、大きなキャンバスに雲肌紙を張り、展覧会のためでもなく、テーマも決めずに、与えられた賜物である感性によって描いた。日本画の材料を重ねて描いていくことで、自分の魂が養われ、その結果「Four Holy Gosples(四つの福音書)」の装飾作業をする時は、自由に手を動かし表現することができた。そして「Golden Sea」を見た多くの人達は、この作品を私の画家人生の集大成だと評してくれた。また、この絵には小学校時代過ごした鎌倉の海の香りを捕らえていることにも気付いた。 「Golden Sea」では、金箔を移す際に、日本の伝統製法に基づいて作られた絹が「秘密の材料」として使われている。残念なことに、その技術を受け継ぐ職人はもう日本には残っていない。そういう意味で、「Golden Sea」は滅びいく伝統と、気品に満ちた金銀の魅力に向けたオマージュでもあり、嘆きでもある。 伝統的な日本画法を用いているにも拘わらず、私の作品は一つのカテゴリーにうまく収まらない。日本画でもコンテンポラリー・アートでもなければ、具象画でも抽象画でもない。非宗教的でも宗教的でもなく、日本的でもアメリカ的でもない。つまり、私のアートは一言では表現できないのだ。私は自分の魂の中で分裂を感じた時に、意識してそれを和解させようと努力する。どのカテゴリーにも属さないからこそ、私は両極の中間にある境界線付近で創作し、そこに住まおうと決心した。アートは神の愛によって創られると私はいつも考えている。その愛は日本の絹のように、清く、絶滅の危機に瀕しており、見えない糸の奥底に織り込まれている。 プロフィール MAKOTO FUJIMURA 1960年アメリカ・ボストンに生まれたマコトフジムラは、ペンシルヴェニア州バックネル大学卒業後、文部省国費留学生として来日、東京藝術大学日本画家大学院で学ぶ。数々の個展を開く中、2000年、アメリカPBS"Religion&Ethics"の「最も期待される10人のリーダー」に選ばれる。ニューヨークにおける美術家としての実績と同時多発テロ事件の影響を受けた作家たちを励ます活動(トライベッカーテンポラリー)が大統領に認められ、ホワイトハウス文化担当顧問に就任(2003−2009)。 2011年、欽定訳400年を記念したプロジェクトとして自らの抽象画を記した「四福音書」を刊行。聖書の挿絵は、これまで常に写実的であるのが常であったが、マコトフジムラによって初めて抽象画、モダンアートによるものが発表された。 新共同訳 新約聖書 サイズ:118×80×13mm 新共同訳 新約聖書 フリップバック装 NI241H 型番 9784820232469 ポイント 137pt 販売価格 2,750円 在庫数 12 購入数 shopping_cartカートに入れる mail_outline この商品についてお問い合わせ ツイート error_outline 特定商取引法に基づく表記 (返品など) share この商品を友達に教える undo 買い物を続ける forum レビューを見る(0件) rate_review レビューを投稿