編・解説:佐藤司郎
発売日:2018/10/25
ページ数:248頁
判型:四六判・並製
ISBN:978-4-8184-1013-8
出版社:日本キリスト教団出版局
20世紀を代表する神学者カール・バルトは、名説教者でもあった。彼のアドヴェント、クリスマス、レント、イースターの説教を精選し、各編に解説を付す。キリストと共に十字架につけられた犯罪者を「最初の教会」と捉えるなど、鮮やかな福音理解に満ちた一冊。
目次
第1部 アドベント・クリスマス説教
待降
イザヤ書42・1−4による説教(1914・11・29、待降節第一主日)
ヤコブ5・7−8による説教(1921・12・11、待降節第三主日)
降誕
最後の問いと答え(1938・12・25『スイス日曜新聞』)
今日、汝らのために救い主生まれたまえり(1941・12『汝』)
われらと共にとどまりたもう ルカ2・7(1958・12・25)
しかし勇気を出しなさい ヨハネ16・33(1963・12・24)
第2部 レント・イースター説教
受難
罪の赦し コロサイ2・14(1917・4・6、受難日)
イエスと共なる犯罪人 ルカ23・33(1957・4・19、受難日)
復活
永遠の生命-復活節- コロサイ2・14(1917・4・8)
われ生くれば、汝らも生くべし ヨハネ14・18−19(19554・10)
わずかの間 イザヤ書54・7−8(1961・4・2)
復活日の秘密(1967・3・26『新チューリッヒ新聞』)
カール・バルト略年譜
参考文献ほか
あとがき
『本のひろば』は、毎月、キリスト教新刊書の批評と紹介を掲載しております。本購入の参考としてください。
キリスト教書評誌 本のひろば 2019年3月号
『しかし勇気を出しなさい』
カール・バルト著、日本キリスト教団出版局―(平林孝裕)